5.PEDROのいる生活

世界が一変してから、もう一生対面でライブなんて出来ないと思ってた。もう生で音楽なんか聴けない、電子機器の中からしか聴けないものだと思ってた。

だから、チケットが取れた時本当に生音の音楽聴けるの?と半信半疑だった。


道を間違ったり、タクシーを拾えなかったりしてギリギリに駆け込んだ。

席についてすぐに爆音が鳴り響いた。

久しぶりの爆音と照明に泣いてしまった。

血が騒ぐのが分かった。

ほんの一瞬で世界が美しく思えた。

男の人多くて見えないな、と思って猫背直したらアユニちゃんの姿が見えた。猫背にgood byeした方が良いことがあるんだね。

味気ない日常にアユニちゃんが現れて味の濃い一日になっているのを実感してドキドキした。

生音っていいな。

「くだらないことで物語は始まって くだらないことで呆気なく終わるのです」って歌い始めた瞬間少し泣きかけた。

アユニチャンの歌詞に助けられていると改めて実感し始める。

無問題 パパパ 無問題したら脳死して思考が停止した。

音楽って最高だな。

「生きていればいつかきっと良いことがあるらしいが 良いことは生きていないと起こらない」「声が枯れるまで泣いて何もわからなくても 無駄な事なんてこの世界にはない」「僕の世界は僕が全て正解だから」って歌詞にこの半年間どれだけ支えられてきたか思い出した。涙が止まらなかった。こんなに自分が泣くと思わなくて思わず笑ってしまった。

へなちょこだから好きなように生きたいと思った。

おちこぼれブルース聴くと数ヶ月前思い出してまた涙が出てきた。脳がやられていった。

ペドロの春ツアーで生活革命一番聴きたいと思ってたから、イントロ流れた瞬間ドキドキした。気付いたら泣いてた。流石に泣き過ぎ。簡単にくたばっちゃうね。

SKYFISH GIRL聴いたら去年の夏めっちゃ思い出した。去年のキラキラした夏に戻りたいな、と思って少しだけ泣いてしまった。

乾杯するからって飲み物を持たされた。

曲調は楽しいけど、ちゃんと歌詞が良くて好きなんだよね。乾杯。

常日頃自律神経出張してるから自律神経出張中聴いたら思考回路ショートしちゃった。滅茶苦茶楽しかった。

アユニちゃんのグッドナイはとてもよく効いた。幸せだなと心の底から思った。


終わらないで欲しいと思っても、いつかは終わりが来る。

夢のような時間だった。

もしかしたら夢だった。

会場から出ると久しぶりに耳が塞がってる感覚がした。嫌な気はしなかった。むしろ心地良かった。


アユニ・Dの容姿が好きなだけではなく、アユニ・Dが好きで、アユニ・Dが書く歌詞が好きなんだなと改めて実感した。

「辛い時やダメになりそうな時に音楽に救われたから、自分もそういう誰かを救える音楽を作れたらいいな。」とアユニちゃんがMCで言ってたけど、本当に沢山救われてるよ!と心の中で叫んだ。

辛い時ダメになりそうな時は多々あるけどアユニチャンが最後のMCで「また必ずライブするので、それまで皆さん強く生きてください。私も強く生きたいと思います。」と言ってたから頑張って強く生きてみようと思った。

 

夏の終わり、アユニ・Dに会えて本当に良かった。

 


p.s.

BiSHのアユニちゃんも好きだけど、個人的にはPEDROのアユニちゃんが大好き